米SANS InstituteのInternet Storm Centerは17日、米バージニア工科大学の銃乱射事件に絡んだドメイン名の登録が相次いでおり、こうしたドメイン名が寄付などを装った詐欺に利用される恐れがあると警告した。
米国のドメイン登録会社大手のGoDaddyによれば、事件の直後から「vatechshooting」などの事件を想起させるドメイン名が多数登録されているという。SANSでは、これらのドメイン名の登録者には慈善団体も含まれるかもしれないが、こうしたドメイン名が寄付を装ったスパムやフィッシング詐欺などに利用される可能性もあると指摘。被害者に対する寄付を呼びかけるメールなどを受け取った場合には、その組織を十分に確認するよう呼びかけている。
関連情報
■URL
米SANSによる警告(英文)
http://isc.sans.org/diary.html?storyid=2652
( 三柳英樹 )
2007/04/18 18:27
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