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「Windows Live スペース」、記事ごとに非公開メッセージを送信できる機能 |
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ページデザインやフォトレタッチ機能なども追加
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Windows Live スペースは、マイクロソフトが「MSN スペース」として運営していたブログサービスを、2006年8月にWindows Liveブランドへ移行したもの。記事や写真の公開レベルを設定したり、友人リストの一覧表示やタグによる分類、更新情報の取得などが行なえる。 今回は、ユーザーがサインインした際、最初に表示されるページ「ダッシュボード」を追加した。ダッシュボードでは、記事・写真の投稿はもちろん、プロフィール編集、新着コメントの有無やアクセス数の確認、友人リストにあるブログの更新通知など、各機能へのアクセスを簡単にし、ユーザービリティ向上を図ったという。 また、メールアドレスを公開せずにブログ筆者と読者がクローズドにメッセージ交換できる機能を追加。記事ごとに「メッセージの送信」リンクを設けた。スパムや嫌がらせ防止のため、メッセージを送信できるユーザーを指定することも可能。なお、メッセージの送受信には、スペースでプロフィール登録をしていることが条件となる。 スペースに訪問したことを気軽にコメントできる「ゲストブックモジュール」も追加した。さらに、RSSフィード配信に対応するコンテンツを拡充。記事だけでなく、写真や友人リストの更新情報も取得できるようになった。Windows Liveメッセンジャーとの連携も強化し、プロフィール欄にメッセンジャーの表示名、メッセージ、アイコンが出るようになった。
ページデザインの機能も強化した。任意の画像を背景に使用したり、テーマ画像の透過性も調整できる。フォントの変更にも対応した。加えて、フォト機能を強化。フォトアルバムに写真をアップロードする際、写真の明るさやコントラストの調整、トリミングが可能になった。お気に入りの書籍や音楽を紹介できるリスト機能も強化した。各リストに項目を追加する際、タイトルにキーワードを入力して、当該作品を複数検索できるようになった。このほか、携帯電話でも友人リストの追加・削除、および更新状況の確認、アクセス数の確認が可能になった。 マイクロソフトの小野田哲也Windows Liveチームディレクターは、日本におけるブログやSNSの広がりについて説明した。SNSユーザーの増加、コミュニケーションにかかわるニーズの高まりを受け、ソーシャルネットワーキング機能の強化を図ったという。また、神川亜矢Windows Liveチームプロダクトマネージャーは、「特定の記事について筆者だけにメッセージを伝えたいという要望があり、メッセージ機能を追加した。ブログのデザイン編集についての要望も多かった」と話す。Windows Live スペースでは、今後もコミュニケーション機能の充実を図る考えだ。
関連情報 ■URL Windows Live スペース http://spaces.live.com/ ■関連記事 ・ MS、「MSN スペース」を「Windows Live スペース」にリニューアル（2006/08/02） ・ 「Windows Live スペース」では使い勝手なども随時アップデートしていく（2006/08/04）
（ 野津 誠 ）
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