プロトンは24日、Intelプロセッサ内蔵のMacで複数のOSを実行できるソフト「Parallels Desktop for Mac」の日本語版最新アップデートを公開した。同ソフトのユーザーは無償でアップデート可能。また、最新版プログラムとマニュアルがパッケージされたリニューアルパッケージ版を6月8日に発売する。価格は18,900円。Mac OS X 10.4.6以上に対応する。
Parallels Desktop for Macは、Mac OS Xを再起動することなくWindowsやLinux、FreeBSD、Solaris、OS/2、eComStation、MS-DOSといったOSを同時に実行できるソフト。Windowsのバージョンは、Vista/XP/2000/Me/NT/98/95/3.11/3.1に対応する。
今回のアップデートでは、WindowsアプリケーションのウィンドウをMacのデスクトップ上に表示できる「コヒーレンスモード」や、Appleのマルチブートツール「Boot Camp」上にインストールされたWindows XPを使用して仮想マシンが作成できる機能を追加した。
また、仮想マシンをエイリアスから起動できるようになったほか、Macと仮想マシン間でのファイルのドラッグ&ドロップ、仮想マシン上からCD/DVDへの直接書き込み、マウント、再生が可能になった。さらに、Macとケーブル接続されたPCのOS、アプリケーション、データを丸ごと仮想化する「Parallels Transporter」などを追加した。
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■URL
ニュースリリース
http://www.proton.co.jp/news/release/2007/0423.html
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( 野津 誠 )
2007/04/24 13:31
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