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マルウェアの感染ルートはメールからWebサイトへ、ソフォス調査


 ソフォスは24日、2007年第1四半期(1月〜3月)のマルウェア検知結果を発表した。新規に検知したマルウェア数は23,864件で、2006年の同時期(9,450件)と比べ、2倍以上に増加した。

 2007年第1四半期に、Webサイトでホスティングされたマルウェア亜種の上位は、1位「Fujif」50.8%、2位「Ifradv」12.1%、3位「Decdec」10.4%、4位「Packer」6.3%、5位「EncIFra」5.5%など。

 ソフォスによると、2007年第1四半期には、毎日平均5,000件の悪質なWebサイトを検知しているという。「メールを介したウイルスやマルウェア、ハッカーの攻撃に対するユーザーの意識が高まったことから、サイバー犯罪者がWebを介した感染拡大を狙う攻撃に手法を切り替えたことを示す」と分析している。

 また、ソフォスの調査では、マルウェアをホスティングするWebサイトのうち70%は正規に運用されているサイトで、セキュリティパッチの未適用やプログラミングの不備、メンテナンスされずに放置されていたなど、セキュリティの脆弱性を突いてサイバー犯罪者に利用されているものだという。Windowsマルウェアが10.7%であったのに対して、悪質なプログラムをホスティングしているサイトはマルウェア全体の12.8%、アドウェアは4.8%、ダイアラーは1.1%となっている。

 マルウェアをホスティングするWebサイトの国別上位は、1位「中国」41.1%、2位「アメリカ」29.2%、3位「ロシア」4.6%など。ソフォスでは、「中国は長期に渡ってスパム配信国トップ2カ国の1つに挙がっており、世界に占めるサイバー犯罪率は継続して大きな値を示している。中国ではインターネットビジネスが飛躍的な拡大を見せているため、ハッカーがその展開をチャンスと考えているとしても不思議ではない」と分析する。なお、日本が占めた比率は0.62%で、15位だった。


関連情報

URL
  ソフォス
  http://www.sophos.co.jp/

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( 野津 誠 )
2007/04/24 16:02

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