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AdWords広告でマルウェア配布サイトに誘導、米セキュリティ会社が警告


 米Exploit Prevention Labsは25日、GoogleのAdWords広告を悪用して、ユーザーにマルウェア(悪意のあるソフトウェア)をインストールさせようとする手口が見つかったと警告した。

 Exploit Prevention Labsは10日、同社のセキュリティソフト「LinkScanner Pro」のユーザーからの報告により、この事態を確認。Googleで「how to start a business」を検索した際に表示される広告の中に、実在する企業である「AllBusiness.com」を装った悪意のあるAdWords広告が含まれていたという。この広告は、実際にはマルウェアをインストールさせようとするサイトに誘導するためのリンクとなっており、アクセスした場合にはユーザーのPCにキーロガーをインストールさせられる危険があった。

 Exploit Prevention LabsのCTOを務めるRoger Thompson氏は自身のブログで、Googleは既に問題となったアカウントを停止しているが、同じサイトに誘導しようとする検索文字列は20種類ほど見つかっており、そのすべてが停止されているかは不明だとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.explabs.com/about/mediaCenter/pr_042507_01.asp
  Roger Thompson氏のブログの該当記事(英文)
  http://explabs.blogspot.com/2007/04/google-sponsored-links-not-safe.html


( 三柳英樹 )
2007/04/26 19:49

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