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マイクロソフト、新Webメールサービス「Windows Live Hotmail」を開始


 マイクロソフトは6日、無料Webメールサービス「Windows Live Hotmail」を発表した。従来の「MSN Hotmail」の後継となるサービスで、従来のMSN HotmailのユーザーもWindows Live Hotmailへの移行が可能。日本語を含む36の言語に対応し、メールボックスの容量が1GBから2GBに拡大されたほか、Outlookとの連携機能など各種機能の強化が行なわれている。

 Windows Live Hotmailでは、従来のHotmailと同様の「標準バージョン」のインターフェイスに加えて、右クリックやドラッグ&ドロップに対応した「拡張バージョン」が用意され、ユーザー設定により切り替えが可能。Windows Live Messengerと同期し、受信ボックスから相手のオンライン状況を確認できる。メールボックス容量は2GBで、今後ニーズに応じて拡張する予定としている。

 5月中にはOutlookとの連携を行なう「Outlook Connector」のベータ版を11言語でのリリースを予定しており、Outlook 2007/2003からWindows Live Hotmailへのアクセスが可能となる。また、Windows Live Hotmailにアクセス可能な新しい無料メールソフト「Windows Live Mail」のベータ版も数週間以内にリリースするとしている。Windows Live Mailは、Windows Vistaに標準搭載の「Windows Mail」およびOutlook Expressの後継となる。

 モバイル版の「Windows Live Hotmail for Mobile」も用意されており、携帯電話やPDAからのアクセスが可能。また、Windows Mobile 6のリリースに合わせて「Windows Live for Windows Mobile」もリリース予定としている。

 セキュリティ面では、受信したメールが未知の送信者である場合には黄色、詐欺の疑いがある場合には赤色で警告するセーフティーバーを搭載したほか、迷惑メール対策機能などが追加された。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/may07/05-06WLHotmailLaunchPR.mspx

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( 三柳英樹 )
2007/05/07 18:18

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