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原子力情報誌の送付先1,700件がファイル交換ソフトで流出


 経済産業省の資源エネルギー庁は8日、2005年度に作成した原子力情報誌の送付先である約1,700人分の個人情報が、ファイル交換ソフトを通じてインターネット上に流出したことを明らかにした。同庁は情報誌作成をNECメディアプロダクツに委託しており、同社の協力会社である岩永デザイン事務所で使用していたPCがウイルスに感染したため、4月22日に個人情報が流出したという。

 流出したのは、原子力情報誌の送付先である約1,700人分の住所、氏名、電話番号、所属など。NECメディアプロダクツでは、業務を円滑に進めるため、協力会社のメーリングリストを作り、登録した関係者に情報誌作成に必要な情報を送信して情報共有を図っていた。

 流出した個人情報は、メーリングリスト登録者全員に送信されていたが、NECメディアプロダクツでは、「岩永デザイン事務所は情報誌のデザインを担当していたため、個人情報は業務には必要なかった」とコメントしている。その他の登録者については、流出した個人情報を削除したことを確認したという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(資源エネルギー庁、PDF)
  http://www.meti.go.jp/press/20070508002/kojinjouhou-p.r.pdf
  ニュースリリース(NECメディアプロダクツ)
  http://www.mepros.co.jp/information/20070508.html


( 増田 覚 )
2007/05/09 13:04

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