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エントリ向けの「AccessBlocker Version 3.0 with EagleEyeOS」15,540円
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ライフボートは21日、アクセス制限とログ管理ツール「AccessBlocker EX Version 3.0 with EagleEyeOS(21,000円)」と、EX版から一部機能を省いた入門向けパッケージ「AccessBlocker Version 3.0 with EagleEyeOS(15,540円)」を発表、6月22日に販売開始する。パソコンショップやオンライン販売のほか、SI業者を通しても販売を行なう。
「AccessBlocker EX」は、ハンガリー共和国の情報セキュリティソフトベンダー「EagleEyeOS Commercial and Service Provider LLC.」が開発。ライフボートが日本語化して発売するもの。ストレージのアクセス制限、フォルダのアクセス制限、デバイスの利用制限を設定可能で、ログ管理機能も備える。
ストレージについては、OSが認識可能なファイルシステムやドライブについて、「制限なし」「リードオンリー」「ブロック」の3つの設定から選択可能。未知のストレージについては、「すべてブロックする」などの設定もできる。
また、フォルダ制限では任意のフォルダについて、指定されたプロセスからのアクセス禁止や、指定したプロセス以外からのアクセスをすべて禁止することも可能。たとえば、Excelからのみ当該フォルダのファイルを開けるようにするなどの設定ができる。
外部ストレージの接続を禁じたマシンに外部ストレージを接続するなどのイベントが発生した際には、指定したアドレスに警告を送信する機能や、AccessBlockerをインストールしたマシンへのファイルアクセス・操作ログを収集する機能も持つ。収集したログは専用ビューワからのみ閲覧可能だが、メールで転送する設定もでき、AccessBlockerをインストールしたマシンであれば閲覧できる。
2つのパッケージの違いについては、許可されたユーザーやプロセスからのアクセスを禁止する「隔離機能」のほか、印刷・PrintScreen・クリップボードを禁止する機能、ユーザーごとのアクセス制御機能、リモート接続機能はEX版のみがサポートする。
企業ユース向けにボリュームライセンス割引も用意、10~24本、25~49本、50~99本に分けて価格を設定している。最も割引率の高い50~99本の場合、1ライセンスあたりの価格は「AccessBlocker」が9,030円、「AccessBlocker EX」が12,810円と標準価格の約6割程度に割引される。
なお、ライフボートでは、AccessBlocker発売を前に、製品紹介やデモ、ソリューションの紹介を行なう無料セミナー、「情報ライフサイクル管理セミナー」を開催。ライフボートのサイトで事前申し込みを受け付けている。
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デバイスごとに、Read/Write可能、Read Only、アクセス禁止の設定が可能だ
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ストレージの設定では、許可設定した以外のストレージ接続を無効にできる。無断でデバイスが接続されたら、管理者にメールで知らせる設定も可能
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.lifeboat.jp/news/news20070521001.html
ライフボート
http://www.lifeboat.jp/
「情報ライフサイクル管理セミナー」申し込みページ
http://www.lifeboat.jp/events/ab3_seminar.html
開発元のEagleEyeOS Commercial and Service Provider LLC.(英文)
http://www.eagleeyeos.com/
( 工藤ひろえ )
2007/05/21 12:49
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