情報処理推進機構(IPA)は23日、企業の情報システムのセキュリティ対策について、最新技術の動向や脅威の動向を解説する資料を公開した。対策のポイントや設定方法、メールの情報セキュリティ対策についてまとめている。
小規模企業向けの資料では、ユーザーおよびネットワーク管理者向けにセキュリティ対策のポイントを解説。ネットワーク機器の設定方法やセキュリティ被害を受けた場合の対策なども紹介する。
中堅企業・大企業には、システム管理者向けに、インターネットやイントラネット、無線LANなどの環境を運営する際のセキュリティ対策を活用シーンごとにまとめた。また、各利用シーンにおける脅威の手口や技術的な対策を解説している。
このほか、メールの情報セキュリティ対策については、暗号技術の利用方法を中心に解説。具体的には、公開鍵証明書の確認ポイントや入手・管理方法の説明、S/MIME対応のメールソフトの設定・利用方法、PKIに対応したセキュリティトークンをメールソフトで利用するための手順などを紹介している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/about/press/20070523.html
小規模企業のための情報セキュリティ対策(PDF)
http://www.ipa.go.jp/security/fy18/reports/contents/soho/soho.pdf
大企業・中堅企業の情報システムのセキュリティ対策 ~脅威と対策~(zipファイル)
http://www.ipa.go.jp/security/fy18/reports/contents/enterprise/enterprise.zip
電子メールのセキュリティ“電子メールの安全性を高める技術の利用法”(PDF)
http://www.ipa.go.jp/security/fy18/reports/contents/email/email.pdf
( 増田 覚 )
2007/05/24 11:35
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