アップルは24日、Mac OS X用の「Security Update 2007-005」を公開した。対象となるOSはMac OS X 10.4.9および10.3.9。
今回のアップデートでは、Mac OS Xのファイルシステムやエイリアスマネージャなどシステムに関する脆弱性や、BIND、fetchmail、Rubyといったアプリケーションに関する脆弱性など、合計17件の脆弱性を修正する。
今回修正を行なった17件の脆弱性の中には、悪意のあるファイルを開いた場合に任意のコードを実行させられるものなど、危険性の高い脆弱性も含まれている。アップデートは、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能から行なえるほか、アップルのサイトからアップデート用プログラムのダウンロードが可能となっている。
関連情報
■URL
Security Update 2007-005に関する情報
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305530-ja
Security Update 2007-005(Universal)
http://www.apple.com/support/downloads/securityupdate2007005universal.html
Security Update 2007-005(PPC)
http://www.apple.com/support/downloads/securityupdate2007005ppc.html
Security Update 2007-005(10.3.9 Client)
http://www.apple.com/support/downloads/securityupdate20070051039client.html
Security Update 2007-005(10.3.9 Server)
http://www.apple.com/support/downloads/securityupdate20070051039server.html
■関連記事
・ Mac OS X用セキュリティアップデート「2007-004」公開(2007/04/20)
・ アップル、「Security Update 2007-004」の修正版を公開(2007/05/07)
( 三柳英樹 )
2007/05/25 14:25
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