米AOL子会社で、オンラインストレージを無料・有料で提供している米XDriveは12日、無料で使用できるAPIを公開したと発表した。
このサービスは「Open XDrive」と呼ばれる。この機能を使うと、ユーザーに対して5GBの無料ストレージが割り当てられ、画像、動画、ドキュメントなどを自由にアップロードできるようになる。
Open XDriveはJSON(JavaScript Object Notation)ベースのインターフェイスで提供され、デスクトップアプリケーション、Web双方から利用できる。Open XDriveの大きな特徴の1つは、リソースがアプリケーションやアプリケーションの開発者にではなく、エンドユーザーに対して割り当てられることだ。これはアプリケーションの開発者が、ユーザーすべてのストレージ容量を確保する必要がないことを意味する。例えば、バックアップアプリケーションを作成しようとするとき、そのアプリケーションを使用するすべてのユーザーのためにXDriveのストレージ容量を開発者が確保する必要がない。開発者はアプリケーションを作成して公開すると、各ユーザーに対して個別のストレージが割り当てられることになる。
XDriveは各ユーザーに対して5GBの無料をストレージ容量を提供しており、ファイルサイズや帯域幅に制限を設けていない。さらにストレージ容量が必要な場合には、月額9.95ドルで最大50GBの容量を使用することができる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://press.aol.com/article_display.cfm?article_id=1253
Open XDriveが公開されているAOL Developer Network(英文)
http://dev.aol.com/
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・ 米AOL、5GBの無料オンラインストレージサービスを9月から提供(2006/08/04)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/13 11:18
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