Skypeは13日、「Skype for Windows 3.5」ベータ版を公開した。また、すでに正式版となっている「Skype for Windows 3.2」も修正版が公開された。いずれもWindows Vista/XPに対応する。
Skype for Windows 3.5ベータ版(バージョン番号3.5.0.107)にはいくつかの新機能が搭載された。特に特筆すべきなのは、Mac OS版で先行提供されている通話転送機能がWindows版でも利用できるようになったことだ。また、混雑している電話に2分おきにリダイヤルし続ける自動リダイヤル機能も搭載した。さらにチャットメッセージの編集機能や、チャット内でコンタクトを送信できる機能、オーディオ入出力設定画面の表示など細かな機能が追加されている。
このバージョンはベータ版として公開されているため深刻なバグが存在する可能性もあり、開発者やベテランユーザーの使用が推奨されている。
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通話転送の設定画面
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オーディオ入出力の設定画面
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同じく13日に公開されたSkype for Windows 3.2の修正版(バージョン番号3.2.0.163)では、通話音質が向上しているだけでなく、いくつかの深刻なバグが修正されている。例えば、パスワード変更通知時にSkypeがクラッシュすること、設定を開く際に時折クラッシュすること、大規模のマルチチャット時に時折クラッシュすることなどのバグである。そのため、3.2のユーザーはこの最新バージョンにアップグレードすることが強く推奨されている。
関連情報
■URL
「Skype for Windows 3.5」ベータ版ダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/skype35beta.html
「Skype for Windows 3.5」ベータ版変更点
http://share.skype.com/sites/ja/2007/06/14/skype_for_windows_3.5.0.107beta.html
「Skype for Windows 3.2」ダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/
「Skype for Windows 3.2」の変更点
http://share.skype.com/sites/ja/2007/06/14/skype_for_windows_3.2.0.163.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/14 11:56
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