米CNNと米YouTubeは14日、米大統領選挙候補者討論会で前例のない方法で国民が参加できるディベートを行なうために両社が提携したと発表した。
CNNは7月23日と9月17日に開かれる民主党と共和党の大統領候補者討論会の模様を中継するが、その時にYouTubeに投稿された動画形式の質問をそれぞれの候補者に回答してもらうことにした。YouTubeは専用ページを設け、有権者に動画で質問を投稿するよう呼び掛けている。YouTubeはこのページの中で、動画での質問のイメージを抱きやすいようにサンプルとなる例を掲載している。
YouTubeは、この討論会とそれに関連する内容を「You Choose '08」ページや政治チャンネルの「Citizentube」で特集し、討論会の後も視聴できるようにする。そのコンテンツには、討論会の内容、ユーザーが投稿した質問、そして候補者の回答が含まれる。
この試みについてYouTubeの共同創業者兼CEOであるChad Hurley氏は、「大統領候補者討論会の歴史で初めて、国中の有権者がアメリカ合衆国の未来の大統領に動画形式で質問し、回答を聞くことができるようになる」とコメントしている。
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YouTubeに開設された専用ページ
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質問の投稿ページ
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関連情報
■URL
質問投稿ページ(英文)
http://www.youtube.com/debates
ニュースリリース(英文)
http://www.youtube.com/press_room_entry?entry=Gad4tI1PCJs
YouTube公式ブログの該当記事(英文)
http://www.youtube.com/blog?entry=M83AulSOu4k
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・ YouTubeが大統領選特集コーナー「You Choose」、ヒラリーも活用(2007/03/02)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/06/15 13:33
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