楽天市場の店舗で受注明細情報141件が「Winny」流出

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楽天市場の店舗で受注明細情報141件が「Winny」流出

　楽天は13日、「楽天市場」に出店している美容・健康食品ショップ「ビューティコロジー」にて、個人情報を含む受注情報が、ファイル交換ソフト「Winny」のネッワーク上に流出したことを明らかにした。当該店舗が使用するPCがウイルスに感染したことが原因だ。

　流出した個人情報は141件で、2006年8月6日から2007年2月6日に取引されたビューティコロジーの受注明細情報（注文者氏名、住所、電話番号、購入商品の情報など）。当該ユーザーに対しては、店舗および楽天市場がメールで通知を行なった。なお、現時点で流出した情報が不正に利用された事実は報告されていない。

　楽天では、各出店店舗に対し、「Winnyなどファイル交換ソフトの利用禁止」「有償ウィルス対策ソフト利用」に関する注意喚起を行ない、各店舗ごとに「店舗セキュリティ責任者」を設けるなどの啓発を行なっていた。あわせて、決済代行サービス等を導入し、システム面でのセキュリティレベル向上も進めているという。

関連情報

■URL
　楽天市場からのお知らせ
　 http://www.rakuten.co.jp/com/faq/information/20070613.html

■関連記事
・楽天出店の店舗から注文メール463件が流出、Winnyを通じて漏洩の可能性（2006/08/01）
・ワインショップ「萬屋」の顧客情報Winny流出、楽天市場では5件（2006/03/27）

（野津誠）
2007/06/15 14:14

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