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Webベースの悪質コード感染が拡大、ソフォス調査


 ソフォスは2日、6月のWebベースとメールのウイルス報告数をまとめたウイルス傾向レポートを発表した。

 ソフォスのグローバルモニタリングチームの調査によれば、Webページに悪質なコードが埋め込まれるなど、Webベースの脅威が大きく増加。ソフォスが6月中に検知した感染Webサイトの件数は1日平均29,700件に上り、そのうち80%以上は正規のサイトが書き換えられたものだという。

 6月に検知したWebベースの脅威では、「Mal/Iframe」が全体の64.0%を占めた。Mal/Iframeは、悪質なプログラムをサイト上に埋め込み、閲覧したユーザーに感染を試みるもの。「MPack」と呼ばれる攻撃ツールによる攻撃が海外で拡大しており、特にイタリアで多くのサイトが感染したことで話題になった。被害を受けたサイトにはイタリア国内の市議会、就職支援サービスセンター、観光サイトなどが含まれており、イタリア最大手ISPがホスティングするサイトが多く感染したと見られているという。

 6月に検知したWebベースの脅威を、Webサイトのホスティング国別にまとめたランキングでは、1位が中国(香港を含む)の59.3%と過半数を占めている。2位は米国の23.9%、3位はロシアの3.6%で、イタリアも6位(1.0%)と初めてランクインしている。

 メールベースのウイルスでは、6月の報告数1位は「W32/Netsky」の31.4%、2位は「W32/Mytob」の20.9%。また、3位には「Mal/Iframe」(10.9%)がランクインしており、WebウイルスがWebだけでなくHTMLメールによっても感染を広げていることが確認されたという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2007/07/toptenjun07.html

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( 三柳英樹 )
2007/07/03 14:00

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