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今回策定したガイドラインに沿って作られたPCを掲げるインテルの吉田和正代表取締役共同社長
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インテルは3日、インターネットに不慣れなシニア層向けのPCやWebサイトに関するガイドラインを発表した。この取り組みは、非接触ICカード技術「FeliCa」を利用した個人認証やEコマースの普及を図る「スマートデジタルライフ推進プロジェクト」の一環として行なわれたもの。
それによれば、PCの技術要件としては、搭載CPUがIntel Core 2 Duoプロセッサー、メモリ容量が1GB以上、OSがWindows Vista Home PremiumまたはUltimate、ブラウザがInternet Explorer 7または同等の機能を持つブラウザとしたほか、タッチパネル対応ディスプレイ/ペン操作対応タブレット、9インチ以上のディスプレイ・パネル、FeliCaリーダー/ライターの搭載などを挙げている。
一方、Webサイトの技術要件としては、クリックボタンが長方形または輪郭がわかりやすい形で、大きさは縦30ピクセル、横100ピクセル以上、配色もユニバーサルデザインを考慮することなどを定めた。ユーザー情報の登録・管理については、個人情報の入力は一度のみで、その後は簡単な操作のみで安全にサービスが受けられることなどを条件としている。
このPCの技術要件に基づいて、PBJ株式会社ではFeliCaポートおよびタッチパネルを採用したタブレット型PCを9月下旬に発売する。また、「小僧.COM」「オイシックス」「JTA! テニスオンライン」などのオンラインサービスが、Webサイトの技術要件をもとにデザインを一新し、7月中にサービスを開始する予定という。
今回策定したガイドラインについてインテルの吉田和正代表取締役共同社長は、「今後、業界各社の賛同を得て、シニア向けプラットフォームの普及促進を図っていく。また、シニア向けだけでなく主婦層など、より多くの人にインターネットの利便性を届けられる環境を用意したい」と意気込みを語っている。
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今回のガイドラインは、非接触ICカード技術「FeliCa」を利用した個人認証やEコマースの普及を図る「スマートデジタルライフ推進プロジェクト」の一環として策定された
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指一本で簡単・安心・便利に使えるPCやインターネット・サービスを提案することを掲げる
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PBJ株式会社が今回のガイドラインに基づいて9月末に発売するタブレット型PC。FeliCaポートおよびタッチパネルを採用している。
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キーボード不要でスタイラスによる入力が可能
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2007/070703.htm
( 増田 覚 )
2007/07/03 15:39
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