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Yahoo! JAPANがトップページデザイン変更を発表、秋からβテストを開始 |
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新しいデザインは、上部に検索ボックス、左側にサービスの一覧が並び、右側に2段組でトピックスやパーソナルツールなどを配置した形となる。海外のYahoo!では2006年7月からこの形のデザインとなっており、Yahoo! JAPANもデザイン的にはこれに合わせた形となる。ただし、完全に海外のYahoo!と同じというわけではなく、海外のYahoo!で好評だった部分などを取り入れながら、日本のヤフーは独自にデザインを進めているという。 ● 作り手本意のページからユーザー目線のページへ ヤフーのサービス統括部企画1部トップページ企画の西田修一氏は、今回のリニューアルのコンセプトを「作り手本意なページから、お客様目線のページへの変更」と説明。新しいトップページでは、「ユーザーがまさにいま必要としている情報」（能動的アプローチ）と、「必要としてはいないが与えられることにより満足感を得られる情報」（受動的アプローチ）の2種類をバランス良く配置することに注力しているという。ページ上部の検索窓については、面積を従来の約140％に拡大するとともに、検索ボタンを目立たせることによって、これまで以上に「検索」の存在感を高めることを狙う。 また、従来のトップページでは「買う」「調べる」といったカテゴリーごとにサービスが分類されて並んでいたが、これをサービス一覧の形で左ペインに配置。「オークション」「ショッピング」といった具体的なサービスへのリンクとすることで、ユーザーの探しやすさを向上させる。 サービス一覧としてトップページに表示するサービスは数が限定されるため、ベータ版以降ではこの欄のカスタマイズ機能を実装する予定。また、将来的には、ブログやSNSなどCGM要素のあるサービスについては、「コメント」や「メッセージ」などをアイコン化してサービスリンクの右側に表示する計画もあるという。 このほか、右側上部のトピックス欄は、「トピックス」「経済」「エンタメ」といったタブによる切り替え機能を実装。Yahoo! JAPANから提供する情報のほかに、動画の人気ランキングなどのCGM系コンテンツもトップページに配置していく。
● 一般向けベータテストを秋から実施、2008年初頭から正式公開の予定
一般向けベータテストでは、Yahoo! JAPANのトップページから新しいデザインのトップページにユーザーが切り替えられるようにし、元のデザインに戻せるようにもする。このベータテストの後、2008年初頭から新デザインを正式版として提供する予定としている。 関連情報 ■URL Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp/ ■関連記事 ・ 米Yahoo!、開業以来で最大規模のトップページデザイン変更（2006/07/18）
（ 三柳英樹 ）
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