アップルは11日、QuickTimeとiTunesのそれぞれ最新版となる「QuickTime 7.2」「iTunes 7.3.1」をリリースした。QuickTime 7.2ではセキュリティ面での修正も行なわれており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X 10.3.9および10.4.9以降。
QuickTime 7.2では、細工された動画を再生した場合に悪意のあるプログラムが実行されてしまう危険のある脆弱性など、合計8件の脆弱性を修正。脆弱性はWindows版とMac OS X版のどちらにも存在するため、すべてのユーザーに対してアップデートが推奨されている。
このほか、QuickTime 7.2では、フルスクリーン表示のサポートや、H.264コーデックへのアップデート、多数の不具合の修正などが行なわれている。また、同時にリリースされたiTunes 7.3.1については、iTunesライブラリにアクセスする際の問題を解決するとしている。
関連情報
■URL
QuickTime 7.2 for Windows
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/quicktime72forwindows.html
iTunes 7.3.1 for Windows
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/itunes731forwindows.html
QuickTime 7.2 for Mac
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/quicktime72formac.html
iTunes 7.3.1 for Mac
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/itunes731formac.html
QuickTime 7.2のセキュリティアップデートに関する情報(英文)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305947
( 三柳英樹 )
2007/07/12 13:15
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