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Winny検知でデータ復号させない暗号化ソフト「SD‐Find Winny 2.0」


 イーディーコントライブは、ファイル交換ソフト「Winny」と「Share」がインストールされているPCでは復号できない暗号化ファイルを作成するソフト「SD‐Find Winny 2.0」を7月末に発売する。対応OSはWindows Vista/XP/2000。価格はオープンプライスで、予想価格は1ライセンスあたり4,200円。

 SD‐Find Winny 2.0は、自己復号形式の暗号化ファイルを作成するソフトウェアで、2006年3月に発売した同様のソフト「Safety Disclosure Find Winny」のバージョンアップ版。ファイルの復号処理の際にPCのHDDをスキャンし、WinnyやShareが存在する場合には復号プログラムの起動を停止するのが特徴だ。これにより、データ移送先におけるファイル交換ソフト経由の情報漏洩を防止できるという。暗号化アルゴリズムは、128ビットのRC4をサポートする。

 新機能としては、定期的にWinnyおよびShareを検知する常駐ソフトのインストールが可能となった。従来のバージョンでは、データを復号化するごとに検知処理が行なわれていたが、常駐ソフトをインストールすることにより検知時間を大幅に短縮できるとしている。また、Winnyを起動した履歴についても保存する機能を備える。

 さらに、暗号化ファイルをZIP形式に圧縮できる機能を追加。従来のバージョンでは、exeファイル形式の暗号化ファイルしか作成できなかったため、メールで暗号化ファイルを移送する際、メールソフトのセキュリティ機能により添付ファイルが削除されることがあったという。今回、ZIP形式の圧縮に対応したことにより、メール添付した暗号化ファイルが自動的に削除される可能性が低くなるとしている。


SD‐Find Winny 2.0の流れ

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ed-contrive.co.jp/topics/release/2007/070718.html

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WinnyとShareマシンで復元不可能な暗号化ファイルを作成するソフト(2006/06/22)


( 増田 覚 )
2007/07/19 19:31

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