総務省総合通信基盤局は23日、同局が保有する電気通信事業者のサービス別契約数などのデータが記録されていたUSBメモリを紛失したことを明らかにした。
紛失したUSBメモリに含まれていたのは、最長で2002年から2006年までの電気通信事業者のデータ269社分。ブロードバンド事業者別契約数やISP契約数などが記載されていた。関係者に対しては、早急に電話連絡でお詫びするとともに、お詫びの文書を発送するとしている。
総務省によれば、7月16日に総合通信基盤局の職員がUSBメモリを持ち出し、翌17日にUSBメモリが紛失していることに気づいたという。職員はその後、職場や自宅を捜索したがUSBメモリは見つからず、警察に遺失物届けを出した。
総務省総合通信基盤局では、これまでも職員に対し、総務省情報セキュリティポリシーの遵守指導に努めてきたという。今後は、再発防止に向けて、情報の厳重かつ適正な管理のさらなる周知徹底を図るとしている。
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ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070723_5.html
( 増田 覚 )
2007/07/23 20:01
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