損害保険ジャパンは23日、同社および子会社の顧客などの個人情報約3,000人分が、ファイル交換ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。愛知県にある同社代理店のPCがウイルスに感染したことが原因だという。
流出した損保ジャパンの顧客情報は58人分で、氏名や住所、電話番号、保険料、てん捕限度額、保険金額などが含まれていた。また、損保ジャパンひまわり生命保険からは嘱託医の個人情報2,932人分が流出し、これには嘱託医の氏名、病院・診療所名などが含まれていた。23日までにこれらの顧客情報が悪用された報告はないという。
損保ジャパンでは、関係者にお詫びの書面を送付するとともに、代理店に対してはファイル交換ソフトの利用を中止するよう改めて注意喚起するとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.sompo-japan.co.jp/news/download/200707231700.pdf
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2007/07/24 12:48
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