米Googleは24日、「Google Docs & Spreadsheets」に4つの新機能を追加したことを明らかにした。いずれも大きな機能ではないが、使い勝手を向上させてくれる内容となっている。これらの機能は日本語版でも既に利用可能だ。
新機能の1つ目は、スプレッドシートで複数のセルを選択すると、その合計値を自動的に表示する機能だ。数値が含まれるセルを複数選択すると、ウィンドウの右隅に「合計:~」として合計値が表示される。セルを選択するだけで他には何も操作しなくていいので、ちょっとした数値を確かめたいときに便利な機能だ。
また、スプレッドシートで昇順や降順のソートを手軽に行なうための「ソートバー」が追加された。ソートバーはスプレッドシートの上部に配置されており、このバーをクリックすることで列の内容を昇順または降順にソートできる。ソートバー自体をドラッグして10行目までの位置に移動させることもでき、移動した場合にはソートバー以下の行がソート対象となる。
このほか、共同作業の際に他人がどのセルにカーソルを合わせているかを表示する機能と、Google Docs & Spreadsheetsのシートを対応Webブラウザ以外からも閲覧できる機能が追加された。Google Docs & Spreadsheetsは、現在のところWebブラウザはInternet Explorer 6.0以上、Firefox、Mozilla、Netscapeなどにしか対応していない。今回の対応により、Internet Explorer 5などの非対応Webブラウザでもログインが可能となり、シートの編集はできないが閲覧が可能となった。
関連情報
■URL
Google Docs & Spreadsheets新機能(英文)
http://www.google.com/google-d-s/whatsnew.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/07/25 12:51
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