アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)は26日、販売代理店社員が電車内で置引きの被害に遭い、顧客約15万人分の個人情報が保存されていたノートPCが盗まれたことを明らかにした。
ノートPCには、証券単位で204,716件、契約者単位で152,758人の顧客情報が記録されていた。顧客情報は、住所、氏名、生年月日、性別、契約内容などで、銀行口座情報や医的情報は含まれていないという。
なお、ノートPCにはパスワードの設定や情報の暗号化などセキュリティ対策を講じていたため、第三者が容易に顧客情報を閲覧することは困難としている。26日時点までに、ノートPCは発見されていないが、該当する顧客情報が不正使用された事実も確認されていないという。
社員が務めていた代理店では、警察に被害届を提出したほか、該当する顧客に対してお詫び文の送付と事情の説明を随時進める。アフラックでは、代理店に対して個人情報の取り扱いに関して指導してきたというが、再発防止に向けて全代理店への指導を一層強化するとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.aflac.co.jp/news_pdf/2007072600.pdf
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( 増田 覚 )
2007/07/27 16:24
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