米McAfeeは26日、無償のrootkit検出・駆除ソフト「McAfee Rootkit Detective 1.0」(英語版)をリリースした。Windows XP SP2/2000 SP4/2000 ServerおよびWindows 2003 Server SP1に対応する。
Rootkit Detectiveは、McAfee Avert Labsが開発した。隠しプロセスやレジストリ項目、ファイルを検出して、システムの再起動時に安全に削除・無効化できるようにする。また、カーネルメモリの整合性をスキャンし、システムの乗っ取りの可能性がある改変を表示するとしている。
Rootkit Detectiveでは、検出した検体をMcAfeeに提出することも可能だ。1月に体験版をリリースしてから、McAfeeには11万件を超えるrootkitの検体が寄せられたという。
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McAfee Rootkit Detective 1.0
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設定画面
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関連情報
■URL
ダウンロードサイト(英文)
http://vil.nai.com/vil/stinger/rkstinger.aspx
ニュースリリース
http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_07b.asp?pr=07/07/30-1
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( 永沢 茂 )
2007/07/31 15:08
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