マイクロソフトは1日、Mac OSからWindowsマシンに接続して画面を操作できるソフト「Remote Desktop Connection Client for Mac 2.0」のベータ版を公開した。対応OSはMac OS X 10.4.9以降。現時点では英語版のみが公開されており、ベータ版の有効期限は2008年3月31日まで。マイクロソフトのMac用製品関連サイト「mactopia」から無償でダウンロードできる。
Remote Desktop Connection Client for Mac 2.0は、Mac OSからネットワーク上のWindowsマシンに接続して、WindowsのファイルやプログラムなどをMac OS側から操作できるリモートデスクトップソフト。バージョン2.0のベータ版では、新たにWindows Vistaへの接続に対応するとともに、プログラムがIntel/PowerPCのどちらのプラットフォームでも利用可能なユニバーサルバイナリ形式を採用した。
このほか、ユーザーインターフェイスが一新され、キーボードショートカットなどのカスタマイズ機能や、セッションの途中での表示画面の変更、すべてのプリンタへの対応、複数のマシンへの同時接続への対応などの新機能を備える。
また、同じく1日には、Office 2007で作成したOpen XMLファイルの変換ツール「Office Open XML File Format Converter for Mac 0.2」のベータ版を公開した。対応OSはMac OS X 10.4.8以降で、「Office 2004 for Mac」または「Office v. X for Mac」がインストールされている必要がある。
同ツールは、Windows版のOffice 2007で作成したOpen XMLフォーマットの文書を、Mac用Officeで開ける形式に変換するもので、WordおよびPowerPointのOpen XML形式のファイルの変換に対応している。現時点では英語版のみの公開で、ベータ版の有効期限は2007年12月31日まで。
関連情報
■URL
mactopia
http://www.microsoft.com/japan/mac/default.mspx
Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac 2.0 (ベータ版)
http://www.microsoft.com/japan/mac/download/rdc/rdc20.mspx
Microsoft Office Open XML File Format Converter for Mac 0.2(ベータ版)
http://www.microsoft.com/japan/mac/download/office/xmlconverter.mspx
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( 三柳英樹 )
2007/08/01 17:58
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