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中国で日本の新作アニメ配信、海賊版対策と市場参入を検証


 デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、日本アニメの中国におけるインターネット配信市場参入のための実証実験を9月から実施する。中国の映像配信会社「Wangyou media」のサイトで日本のアニメ番組を配信し、アクセス数や課金状況、海賊版コンテンツの推移などを集計することで、ビジネスモデルの有効性を検証する。実験期間は2008年3月までで、終了後には報告書を経済産業省に提出する。

 今回の実験では、Wangyou mediaが運営する映像配信サイト「8850.com」において、TV放映中の新作アニメを配信。日本でのTV放映後、2時間から1週間までは無料配信(一部は有料)し、1週間後は課金制で有料配信する。TV放映が終了した旧作については、月額会費制で有料配信する。コンテンツはGDHなどのアニメ会社の協力で、20本を目標に配信する考え。一方、コンテンツ提供を受けるWangyou mediaは、アニメ会社と共同で、アニメ番組を違法に配信するサイトに対してコンテンツの削除依頼を出す。

 DRMとしては、Windows Media Digital Management Ver.9以降を採用する予定。配信形式はオンデマンド形式によるストリーミングで、北京語字幕および電子透かしを挿入する。ファイルフォーマットはWindows Media Videoまたは同等のクオリティのもので、ビットレートは300〜500kbpsの予定としている。

 DCAJでは、中国ではインターネット映像配信市場の急速な発展に伴い、海賊版DVDなどが出回っていると指摘。今回の取り組みについて、海賊版対策を行なうことに加え、アニメ番組を正式に流通させることで、日本の映像コンテンツの中国への輸出の可能性を探るのが狙いとしている。


関連情報

URL
  デジタルコンテンツ協会
  http://www.dcaj.org/


( 増田 覚 )
2007/08/06 19:07

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