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「『Y or N』の意思を着た」、ニフティ和田社長

対ヤフー広告のロゴ入りTシャツを着て出勤するイベント

ニフティの和田一也代表取締役社長
 ニフティは8日、「これからは、Yahoo!がライバルです。(社長談)」との意思を示す「Y or N」ロゴの入ったTシャツを着て社員が出勤するイベントを実施した。対ヤフーという思い切った広告を展開する狙いについて、和田一也代表取締役社長に話を伺った。

 ニフティでは現在、「@nifty」サイト内や駅看板にて、「これからは、Yahoo!がライバルです。(社長談)『Y or N』」と銘打った広報活動を行なっている。今回のイベントもその一環だ。社員には任意での参加を呼びかけ、希望者に「Y or N」Tシャツを配布した。午前8時50分頃、JR大森駅近くの同社オフィスに、白地か黒地の「Y or N」Tシャツを着た社員が続々と出勤した。和田社長はその光景を見て、「ちょっと異様だけど、面白い」と笑った。

 新たな広告を展開するにあたり和田社長は、「いろいろな広告の案が挙がっていたが、アドバイスとして、ISP事業者としては老舗でもサービスの利活用分野ではまったく無名だと意識するように話した」という。「まずターゲットをきちんと置くように言った。ヤフーさんであれば、横綱に胸を借りる気持ちで行なえる。ヤフーさんは業態が違うので正面からぶつかる相手ではないと思う社員も多かったが、そうではなく、何周離れていても敵は敵だと意識するようにお願いした」。


和田社長と広報スタッフ。Tシャツのデザインは白と黒の2種類を用意
 今回のイベントは、「Y or N」が持つ意思を着てみるものだという。これによって、社内のベクトルを合わせていきたいとの思いもあるようだ。「広告宣伝は、コンシューマへ訴えることはもちろん、社員の意識をどこに持っていくのかも大きなファクター。そう考えたら、今回の試みも面白い」と和田社長は話す。

 コーポレートコミュニケーション室宣伝チームの藤本恵理子課長は、「半年前、ISP以外のサービスも多く提供しているニフティを知ってもらうにはどうすれば良いのかを考え、社員の意識調査を行なったところ、どこか一体感に欠けていた。そこで、同じロゴのTシャツを着てもらう話が出た。どうしたら着てもらえるのかと思い、地道なアプローチを重ねて、今日に至った」と説明する。

 今回の企画を社員に発表したとき、最初の反応は「失笑」だったという。だが、Tシャツを配布したときには、何百人もの社員が行列を作り、その光景に感動したと藤本課長は振り返る。「賛同してくれる人だけ着て来てもらうようにお願いをしていたが、今日の光景を見て感無量」と話した。なお、ニフティおよび関係企業、イベント協力企業などに配布した「Y or N」Tシャツは約800着で、当日は500〜600人が着て来たのではないかという。

 今回のイベントの模様は、ニフティの動画共有サービス「@nifty ビデオ共有」で配信される予定だ。今後の広告活動内容については未定だが、「まずはこれを流すことにより、ネットでも話題にしたい」(藤本課長)という。


イベントの様子 黒を着用した社員が多かった

関連情報

URL
  @nifty Y or N
  http://www.nifty.com/yorn/

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( 野津 誠 )
2007/08/08 20:27

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