ティーカップ・コミュニケーションは8日、同社が運営するコミュニティ型チャットサービス「みんなのチャット」と、3Dバーチャルワールド「Second Life」内で運営するSIM「Japan Resort」の連携を開始した。
みんなのチャットは、2002年4月に開始した無料チャットサービスで、PCだけでなく携帯電話でも利用できる。Japan Resortは、2007年4月から運営を開始したSecond Life内の日本人向けSIMで、海に囲まれた島の上にバーやDJブース、プール、ダンスフロア、サーフ場などを設けている。
今回、ティーカップ・コミュニケーションは、Second Lifeと外部のWebサイトとのリアルタイム通信を可能にする技術を開発。これにより、Second Lifeにアクセスしなくても、Second Life内の複数アバターと、PCや携帯電話のブラウザからチャットすることが可能となった。
今後は、複数人だけでなく、個人間のチャットも行なえる機能や、Second Life内の画像をブラウザで共有する機能を追加するほか、外部WebサイトからSecond Life内での違反行為を監視し、複数のSIMを管理できるようにするという。
また、チャットサービスだけでなく、レンタル掲示板、レンタルショップ、レンタルブログなどでも今回の技術が利用できるように拡張。さらに、Second Life進出を検討している企業へのコンサルテーションの一環としても、同技術を提供する予定としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://orange.ap.teacup.com/topc/32.html
( 野津 誠 )
2007/08/09 15:41
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