WebMoney、ウォレット機能を匿名で利用可能に

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WebMoney、ウォレット機能を匿名で利用可能に

　ウェブマネーは9日、会員サービス「WebMoney PREMIUM」を「ウェブマネーウォレット」にリニューアルした。利用は無料。

　従来のWebMoney PREMIUMでは、プリペイド型電子マネーであるWebMoneyをWeb上のアカウントにチャージしておける管理機能や、支払い時にプリペイド番号を入力せずに引き落としができる支払い機能、買い物の履歴を確認できる詳細機能を提供していた。今回、ウェブマネーウォレットにリニューアルするにあたって、決済サービスとしての機能に特化したという。

　まず、従来は必須だったメールアドレスの登録を廃止。任意のユーザーIDとパスワードを設定するだけで利用できるようにした。WebMoneyは16桁のプリペイド番号を決済画面で入力することで支払いが可能で、もともと匿名性が特徴だった。ウェブマネーウォレットでも匿名利用が可能になるとしている。

　なお、パスワードについては、第2のパスワードとして数字4桁からなる「セキュアパスワード」を新たに導入。ウォレットへのチャージや支払いを行なう際の認証を2段階にすることで、セキュリティを強化した。また、セキュアパスワードの入力画面ではソフトウェアキーボードも導入している。

関連情報

■URL
　「WebMoney PREMIUM」サービス名称と機能の変更のお知らせ
　 http://www.webmoney.jp/renewal/
　ウェブマネーウォレット
　 http://member.webmoney.ne.jp/

■関連記事
・ウェブマネー、宝くじ共同購入やポイントサービスを統合（2003/12/04）

（永沢茂）
2007/08/09 19:22

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