圧縮解凍ソフト「Lhaz」のバージョン1.33に脆弱性が発見された問題について、脆弱性を修正したバージョンが作者のページで公開された。
この問題は、圧縮解凍ソフトのLhazに存在する脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃が確認されたもの。悪意のある圧縮ファイルをLhazで解凍した場合に、任意のプログラムを実行させられる危険があることが、米McAfeeなどによって指摘されていた。20日にはトレンドマイクロが、この脆弱性を狙うトロイの木馬を「TROJ_LZDROPPER.A」としてウイルス対策ソフトでの検出に対応した。
Lhazの作者のページでは、20日に脆弱性に対処したバージョンを公開。現時点ではベータ版(バージョン1.34β2)の公開となっているため、使用には注意を要する。
関連情報
■URL
Lhazの配布ページ
http://www.chitora.jp/lhaz.html
TROJ_LZDROPPER.Aに関する情報(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ%5FLZDROPPER%2EA
■関連記事
・ 国産解凍ツール「Lhaz」の脆弱性を狙うゼロデイ攻撃(2007/08/20)
( 三柳英樹 )
2007/08/21 16:27
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