個人向けMobile IPサービス「S-MoIP」9月提供開始

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個人向けMobile IPサービス「S-MoIP」9月提供開始

　Universal Roaming株式会社は24日、個人向けのMobile IPサービス「S-MoIP」を9月3日から提供すると発表した。入会金が3,000円、月額料金が1,000円。2週間の無料体験キャンペーンも実施する。

　S-MoIPは、Mobile IPを利用するのに必要なホームエージェントをUniversal Roamingが運用し、これを会員制で利用できるようにしたサービス。ユーザーには同社が提供するIPv4の固定プライベートアドレスが付与され、無線LANスポットや携帯電話などのネットワーク環境を問わず、同一のIPアドレスでインターネットに接続できるようにする。これにより、無線LANスポット間を移動してもシームレスに通信できるという。

　これにより、例えば、外回りの営業員が業務アプリケーションのセッションを保持したまま移動することが可能になる。また、大容量ファイルをPHS経由で途中までダウンロードした後、無線LANスポットに接続し直してそのまま残りをダウンロードできるようになるとしている。

　S-MoIPを利用するには、クライアントソフトのインストールが必要だ。現在、Windows XPとSymbian OSに対応しているほか、Windows VistaとWindows Mobileへの対応も予定している。

関連情報

■URL
　 Universal Roaming
　 http://www.urcj.net/

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・ WIDEプロジェクト、「Mobile IPv6」サービスの実験運用を開始へ（2007/03/30）

（永沢茂）
2007/08/24 17:31

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