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日本のブロードバンド料金は引き続き最も低廉な水準、総務省調査


 総務省は28日、2006年度の電気通信サービスに関する内外価格差の調査結果を公表した。日本のブロードバンドサービスは6年連続で最も低廉な水準にあり、固定電話料金は平均または低廉な水準。携帯電話料金は、モデル料金による比較では平均的な水準だが、各国の平均利用分数による比較では1分あたりの料金は高い水準にあるとしている。

 同調査は、インターネット接続料金や携帯電話料金などの電気通信サービスについての料金を、世界7都市(東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウル)で比較したもの。調査時期は2007年3月末で、「インターネット」「固定電話」「携帯電話」「国際電話」「国内専用線」の各サービスの料金について、原則として各都市で最もシェアの高い事業者のサービスを2007年3月末の為替レートで比較している。

 インターネット接続については、東京のDSL価格は月額3,370円(NTT東日本、ぷらら)や月額2,938円(ソフトバンクBB)と3,000円程度で、ニューヨークの月額4,470円(Verizon Communications)やロンドンの月額5,320円(BT)など他の都市に比べても、引き続き低廉な水準にあるとしている。また、通信速度も東京が最大50Mbpsであるのに対して、欧米各都市は最大3〜24Mbpsであり、1Mbpsあたりでも東京の料金は低廉な水準となっている。

 CATVインターネットの料金は、東京は4,600円(イッツ・コミュニケーションズ)で7都市の中では平均的な料金となっているが、通信速度は最大30Mbpsと高速なため1Mbpsあたりの料金では低廉な水準となっている。調査ではこのほか、FTTHやIP電話、トリプルプレイサービス(テレビ、電話、インターネット)の料金についても、参考価格として各都市の料金を掲載している。

 固定電話の料金は、加入一時金は東京が最も高くなっているが、基本料や通話料は平均的な水準。携帯電話の料金も、通話時間やデータ通信量が異なる3種類の利用モデルによる比較でいずれも平均的な水準にあるとした。ただし、各国の平均的な利用分数をふまえた料金の比較では、東京はロンドンに次いで1分あたりの通話料金が高いとしている。

 国際電話の料金では、東京から各都市への通話料金と、各都市から東京への通話料金を比較。ロンドン、デュッセルドルフ、ストックホルムの3都市では東京からの通話料金の方が高く、その他の都市では東京からの通話料金の方が安いという結果となった。また、国内専用線の料金については、東京は64kbps回線は安い一方で1.5Mbps回線は高く、45Mbps回線は概ね中位の水準にあるとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070828_3.html

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( 三柳英樹 )
2007/08/28 16:40

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