ソフトバンクテレコムは、無料ISP「FREECOM」のメールサービスを11月30日をもって終了すると発表した。
FREECOMは、経営破綻した平成電電からソフトバンクテレコム(当時は日本テレコム)が2006年6月に譲渡を受けたサービスの1つ。譲渡を受けたサービスのうち、ADSLや電話などについてはすでに同年秋にサービスを終了し、ソフトバンク系列の代替サービスへ移行させていた。FREECOMと同じく無料ISPの「freemail」についても2007年1月末で終了している。FREECOMは、平成電電から譲渡を受けたサービスの最後のブランドにあたる。
FREECOMメールサービスの利用者には、9月1日から個別に終了の通知と代替サービスの案内を行なう。ただし、案内するのはODNの有料メールサービスになるという。
なお、FREECOMのダイヤルアップ接続サービスについては継続して利用可能だ。こちらについても終了する方針に変わりはないが、今のところ時期は未定だという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.softbanktelecom.co.jp/release/2007/aug/0831/index.html
FREECOM
http://www.freecom.ne.jp/
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( 永沢 茂 )
2007/08/31 19:33
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