アサツーディ・ケイ(以下ADK)は19日、「Second Life」専用のデジタル証紙とライセンス許諾・管理システム「DLMS」を開発したと発表。同社が11月1日に開設するSIM「ADKアニメワールド」にDLMSの問い合わせ窓口を設ける。
今回開発したデジタル証紙は、Second Life内で販売するアイテムなどに、商品情報を記したデータを付加するもの。商品の品目や価格、販売された日時、買い手情報などの販売履歴はDLMSのサーバーで一元管理される。販売数量を明確にすることで、ライセンシー・ライセンスホルダーの取引を円滑にする。
ADKは、多くのアニメコンテンツを取り扱っており、Second Lifeではコンテンツのライセンスビジネスを行なう考え。デジタル証紙およびDLMSによって、アニメコンテンツのライセンス許諾業務の受注も行なう。今後、Second Lifeに進出する企業・団体のビジネスサポートやコンサルティング業務も実施し、2008年内に約20の案件を扱う見込みだ。
|
ADKアニメワールド
|
ADKアニメワールドは、「ビジネスセンター」「イベントスクエア」「妖怪人間ベムの館」といった3つのゾーンで構成される。
ビジネスセンターでは、デジタル証紙・DLMSに関する問い合わせ窓口を設置する。イベントスクエアでは、Second Life内でのコンテンツビジネス普及・活性化を目的とした「ADKアニメ&キャラクター・フェスタ(仮称)」を開催する予定。
また、妖怪人間ベムの館では、ユーザーが楽しめるコンテンツとして、「ベム資料館」と「ホラーハウス」を用意。ベム達との記念撮影やオリジナルアイテムのプレゼントなどを実施する。なお、SIMは当初1つで開始するが、事業展開に伴い順次拡大するという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.adk.jp/news/2007/070919.html
( 野津 誠 )
2007/09/19 19:14
- ページの先頭へ-
|