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東京都のFTTH世帯普及率が30%突破、ついにDSLを逆転


 総務省関東総合通信局は26日、関東1都7県における6月末時点のブロードバンド普及状況を発表した。東京都のブロードバンド世帯普及率が70%を超えたほか、FTTHの世帯普及率も30%を超え、今回初めてDSLの世帯普及率を上回った。

 関東総合通信局によると、関東1都7県におけるブロードバンド(FTTH、DSL、CATV、FWA)の加入数は1,110万412件。世帯普及率は61.8%で、全国平均の52.5%を9.3ポイント上回る。

 ブロードバンド世帯普及率を都県別に見ると、東京都は3月末の69.7%から70.1%へと増加。神奈川県が64.5%でこれに続き、埼玉県、千葉県がともに58.2%で、以上の都県で半数を超えている。

 回線別では、DSLの世帯普及率が1都7県すべてで全国平均を上回っているものの、減少傾向にあるという。一方でFTTHは1都7県すべてで増加傾向。東京都では31.2%となり、DSLの30.8%をわずかながら上回った。FTTHの世帯普及率がDSLを逆転したのは、東京都が全国で最初となる。

 このほか、神奈川県のFTTH普及率が24.0%、千葉県が21.6%で、埼玉県も今回初めて20%を超えて20.4%に達した。なお、FTTHの世帯普及率の全国平均は18.7%だった。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.kanto-bt.go.jp/if/press/p19/p1909/p190926.html

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( 永沢 茂 )
2007/09/28 15:14

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