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ソニー生命保険、社員のウイルス感染で「Share」に個人情報流出


 ソニー生命保険は9月28日、同社社員の私用PCがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「Share」を通じて顧客情報が流出したと発表した。

 ソニー生命保険によると、同社の札幌ライフプランナーセンター第4支社に所属する営業社員が、顧客データの入った業務用PCを自宅に持ち帰り、自宅の私用PCを利用して顧客データを整理していたところ、私用PCがファイル交換ソフト「Share」を通じてウイルスに感染。9月17日16時以降から深夜にかけて、顧客情報を含む個人情報が流出していたことが判明したという。

 流出した情報については現在調査中だが、契約情報等を含む顧客情報が約1,100人、団体名簿が約7,500人、その他個人情報が約3,900人の合計約12,500人になる可能性があるとしている。

 ソニー生命保険では、流出発覚後に該当者および団体に連絡するとともに、順次謝罪文を送付し、情報の不正使用による問題が発生した場合の対応や連絡先を案内。現時点で情報の不正使用等の事実は確認されていないという。また、今後は調査完了後に関係者の社内処分を行なうとともに、社員教育の徹底および管理体制の強化等により再発防止を図るとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.sonylife.co.jp/company/news/19/files/070928_share.pdf
  ソニー生命保険
  http://www.sonylife.co.jp/


( 三柳英樹 )
2007/10/01 12:11

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