ソースネクストは2日、日本IBMのWebページ作成ソフト「ホームページ・ビルダー11」の販売契約を巡って、ソースネクストが日本IBMを相手として起こした訴訟に対し、日本IBMから反訴を受けたことを公表した。
ソースネクストの発表によれば、ソースネクストでは日本IBMとの間でホームページ・ビルダー11の独占ライセンス契約を結んだが、日本IBMはこれに違反して他社へのライセンス供与と販売を行なったため、独占販売部分(3億円)の支払債務が無いことを確認するため、4月11日付で債務不存在確認訴訟を提起。これに対して、日本IBMではソースネクストとの契約の解除を主張し、この解除によって2億9,999万9,280円の逸失利益が生じたとして、損害買収請求反訴を10月1日付で提訴したとしている。
ソースネクストでは、ホームページ・ビルダー11のライセンス契約において、非独占的な販売権相当額をすでに対価として支払っており、日本IBMの主張に応じる義務はないとして、裁判において正当性を主張していくとしている。一方、日本IBMでは、「訴訟の事実はあるが、係争中であるためコメントは控えたい」としている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://ir.sourcenext.co.jp/ja/PressRelease/PressRelease-3659178307971399677/TopLink/RedirectFile/2007%2010%2002_ibm.pdf
ソースネクスト
http://www.sourcenext.com/
日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/
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( 三柳英樹 )
2007/10/02 17:36
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