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中国では大都市・高所得・高学歴の人にGoogleが人気の傾向


 中国ネットワークインフォメーションセンター(CNNIC)は9月26日、中国の検索サイトの利用状況についてまとめた「2007年中国検索サイト市場調査報告」を発表した。

 サンプル全体の44.1%が「検索サイトを1日1回以上利用する」と回答し、全体の17.2%が「検索サイトを1日1回は利用する」と回答した。2000年以降、中国での検索サイト利用者数は毎年、前年比で12%増を記録していたが、2006年に入り前年比11.32%増、2007年には同7.7%増と、利用者数の増加は緩やかなものとなってきている。

 「最も利用する検索サイト」という質問では、「百度」(74.5%)が圧倒的で、以下「Google中国」(14.3%)、「捜狐捜狗」(2.8%)、「Yahoo!中国」(2.1%)、「新浪」(1.7%)、「騰訊搜搜」「網易有道」(0.6%)となった。

 ただし、地域別でみるとGoogle中国も健闘している。上海や北京など、中国でも特に平均所得の高い大都市の「一級都市」、省都ないしそれに準じる都市である「二級都市」、地方の主要都市である「三級都市」における「最も利用する検索サイト」について調べると、百度は一級都市で67.33%、二級都市で73.35%、三級都市で83.82%と、地方に進むにしたがい百度を好んで利用する人の割合が多かった。反対に、Google中国は、一級都市が22.11%、二級都市が14.78%、三級都市が4.99%となり、都会に進むにしたがい好んで利用する人の割合が多いという結果となった。

 さらに「25歳以上で、大卒以上の学歴、月収が3,000元(4万5,000円強)の高収入の社会人」に限定すると、同様の質問において、百度が47.72%だったのに対してGoogle中国は42.32%で、Google中国が百度に迫る結果となった。

 百度なりGoogle中国なり、検索サイトを知るきっかけとなったのは「他の人が教えてくれた」(54.03%)が最も多く、以下「Webページを見ていたとき発見した」(41.33%)、「ホームページの検索窓の存在で気づいた」(8.05%)、「Web広告で気づいた」(7.81%)となった。

 調査サンプルは、沿岸から内陸まで中国全土の全24都市の3,337人が回答したもの。このうち一級都市が3都市1,212人、二級都市が7都市1,062人、3級都市が14都市1,063人となった。最大誤差は5%としている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(中文)
  http://www.cnnic.com.cn/html/Dir/2007/09/26/4815.htm

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( 山谷剛史 )
2007/10/03 20:06

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