米Microsoftは3日、アプリケーション開発環境「.NET Framework」のクラスライブラリのソースコードの一部を公開すると発表した。同社の開発部門のジェネラルマネージャーを務めるScott Guthrie氏が、自身のブログを通じて明らかにした。
ソースコードの公開は、2007年末リリース予定の「.NET Framework 3.5」と「Visual Studio 2008」に合わせて開始する予定。公開ライセンスはソースコードの閲覧のみが可能な「Microsoft Reference License」で、ソースコードの改変や再配布は許可されない。
当初公開されるライブラリは、「.NET Base Class Library」「ASP.NET」「Windows Forms」「ADO.NET」「XML」「Windows Presentation Foundation(WPF)」の6種類で、公開範囲は今後拡大される予定となっている。
関連情報
■URL
Scott Guthrie氏の記事(英文)
http://weblogs.asp.net/scottgu/archive/2007/10/03/releasing-the-source-code-for-the-net-framework-libraries.aspx
( 三柳英樹 )
2007/10/04 15:49
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