オープンソースの動画や音声でオリジナルコンテンツを作れる「FlyA」

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オープンソースの動画や音声でオリジナルコンテンツを作れる「FlyA」

「FlyA」のコンテンツ作成画面

　株式会社シンク・イメージは5日、動画や音声、画像を投稿し、それらを組み合わせてオリジナルコンテンツをWeb上で作成・公開できるサイト「FlyA（フライア）」アルファ版を公開した。コンテンツを投稿するには、無料の会員登録が必要。

　FlyAで作成されたコンテンツはオープンソース化されているため、公開されているコンテンツを自由に編集できるのが特徴。FlyAは、画面左側に動画や画像を集めた「IMAGE」、右側にギターやドラム、かけ声などの音声を集めた「SOUND」があり、これらの中から気に入ったパーツを画面中央にドラッグするだけで、他人のコンテンツを編集したり、オリジナルコンテンツを作成できる。完成したコンテンツは、視聴できるほか、ブログに貼り付けられる。

　また、コンテンツの詳細情報ページからは、そのコンテンツの制作者およびパーツの投稿者の情報が表示され、直接メッセージを送ることが可能。そのため、パーツの投稿者同士がつながることで、新しいコンテンツ制作のためのコミュニティづくりにもつながるとしている。

　なお、シンク・イメージの牛田智明代表取締役社長は、動画配信サービス「GyaO」の編集長を2005年から2006年まで務めていた経歴を持つ。GyaOは提携企業のコンテンツを配信するが、FlyAを開始した背景には「コンテンツ不足が叫ばれ、違法コピー投稿が横行する中、ユーザー参加型でコンテンツを作成できる仕組みを構築したい」という思いがあった。FlyAでは、世界中に点在する才能を集め、著作権に縛られない自由な創作活動のプラットフォームを提供したいという。

関連情報

■URL
　 FlyA
　 http://flya.jp/

（増田覚）
2007/10/05 18:39

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