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IE7導入のWindows XPなどで外部からコードを実行される脆弱性


 マイクロソフトは11日、Internet Explorer 7(IE7)がインストールされたWindows XPおよびWindows Server 2003において、外部からコードが実行される脆弱性があることを明らかにした。特別に細工の施されたURIまたはURLをクリックするだけで、攻撃者に脆弱性を悪用される恐れがあるという。

 今回公表された脆弱性は、Windowsが悪意のあるURIまたはURLを正しく処理しない場合に発生する。IE7がインストールされたWindows XPおよびWindows Server 2003のほか、有効でないURIまたはURLをWindowsに渡すアプリケーションで、この脆弱性が悪用されるという。例えば攻撃者は、メール本文中に特別な細工を施したURLを貼り付け、これをクリックしたユーザーに対して任意のコードを実行することが可能だとしている。

 マイクロソフトでは、信頼されないリンクやWebサイトにアクセスしないことを対応策として推奨。なお、この脆弱性はIE7がインストールされていないWindowsまたはWindows Vistaには影響を及ぼさないとしている。

 同社によれば、この脆弱性を悪用した攻撃は現時点では確認されていないが、脆弱性を修正するパッチが開発され次第、月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を提供するか、ユーザーのニーズによっては臨時の修正パッチ提供もあるという。


関連情報

URL
  セキュリティアドバイザリ
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/943521.mspx


( 増田 覚 )
2007/10/11 20:33

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