丸紅インフォテックは12日、同社が運営するショッピングサイト「@SOLA ショップ」の顧客データに外部から不正アクセスがあり、個人情報の一部が漏洩した恐れが高いと発表した。漏洩件数など詳細は現時点では不明だが、同サイトを臨時休業した9月21日時点での@SOLA ショップの会員数は13,670人に上る。
丸紅インフォテックによると、7月31日にクレジットカード会社からカード利用に関する調査依頼を受けたため、サイト運用を委託しているトランスコスモスに調査を指示。9月13日、保有している情報が漏洩した可能性があるとの報告がトランスコスモスからあり、サイトを一時停止した。さらに9月21日には@SOLA ショップを臨時休業し、トランスコスモスがラックへ調査を依頼。10月4日、ラックの調査速報により、個人情報が漏洩した疑いが極めて高くなったことを確認したという。
調査によると、2005年6月13日から2007年7月28日まの間に、海外からの不正アクセスにより、22回におよぶ個人情報漏洩の痕跡が発見されたという。ただし、漏洩した項目や件数は現時点では判明していない。ラックの調査速報では、会員ID、パスワード、クレジットカード番号、カードの有効期限、名前、電話番号、メールアドレス、住所を含む個人情報が漏洩した痕跡があるという。
なお、@SOLA ショップの会員13,670人のうち、カード情報があるのは13,263人、カード情報がないのは407人だった。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.m-infotec.co.jp/newsrelease/index44.html
( 永沢 茂 )
2007/10/12 20:39
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