米Googleのネットを使わないサービス「GOOG-411」が正式サービスに昇格

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米Googleのネットを使わないサービス「GOOG-411」が正式サービスに昇格

　米Googleのサービスとしては珍しい、インターネットを必要としない情報提供サービス「GOOG-411」が正式サービスの1つとして12日、発表された。

　GOOG-411はその名前の通り、米国の電話番号「1-800-GOOG-411」（1-800-4664-411）に電話をかけると、音声による検索ができるサービスだ。サービスはすべて無料で提供されている。

　サービスの利用方法としては、まずこの番号に電話をかけ、自分のいる場所と、問い合わせたい地元の店の種類を告げる。例えば、カリフォルニア州のマウンテンビューにあるピザ屋といった具合だ。このやりとりはすべて音声認識によって行なわれ、認識が完了すると自動的に相手の店に電話がつながる。

　GOOG-411は2007年4月から「Google Voice Local Search」という名称で、実験的なサービスとしてGoogle Labsでテストが行なわれていた。なお、GOOG-411に海外から電話をかけることはできるが、サービスは米国内が対象地域となっている。

　公式ブログでは、4月の発表以来、GOOG-411は何百万もの通話を処理し、その結果Googleで開発した音声認識アルゴリズムを改良することができ、正式サービスに至ったと説明している。

関連情報

■URL
　 GOOG-411（英文）
　 http://www.google.com/goog411/index.html
　 Google公式ブログの該当エントリー（英文）
　 http://googleblog.blogspot.com/2007/10/goog-411-graduates-from-labs.html

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2007/10/15 11:56

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