仏FrSIRTは12日、アップルのiPod touchおよびiPhoneに画像関連の新たな脆弱性が発見されたと報告した。
FrSIRTによれば、この脆弱性はiPod touchおよびiPhoneのTIFF画像処理に問題があり、Webブラウザで悪意のある画像を閲覧しただけで任意のコードを実行される可能性があるという。脆弱性は、iPod touchおよびiPhoneの最新版(バージョン1.1.1)にも影響があり、現時点で修正プログラムは公開されていない。
FrSIRTでは、この脆弱性の深刻度を4段階で最も高い“Critical”と評価。また、デンマークのSecuniaでも、深刻度を5段階で2番目に高い“ Highly Critical”と評価している。
関連情報
■URL
FrSIRTによる脆弱性情報(英文)
http://www.frsirt.com/english/advisories/2007/3485
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/27213/
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( 三柳英樹 )
2007/10/15 17:47
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