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Second Lifeの統計が発表、有料アカウントの伸びは一段落


 米Linden Labは15日、仮想世界「Second Life」に関連する2007年9月分の統計を発表した。この統計は毎月発表されており、9月分の統計では、Second Lifeの土地所有などの権利を持つアカウント保有者数の伸びが落ち着きを見せてきたことがうかがえる。

 Second Lifeでは、仮想世界でショッピングやすべての建物へのアクセスが可能なベーシックアカウントと、土地を所有してそこで建物を建てることができる有料のプレミアムアカウントの2種類がある。Second Lifeの流行とともに、このプレミアムアカウントが急増し、大きな話題となっていた。

 統計によれば、プレミアムアカウント数は急増し続け、2007年6月には94,607人に達したが、翌7月には一気に2カ月前と同水準の88,797人に減少。Second Lifeは勢いを失ったかに見えた。しかし、8月には90,600人、9月には91,054人と漸増しており、プレミアムアカウント数の急増期は一段落し、安定期に入り始めたことを示唆している。

 なお、Second Lifeにおいて日本国内からの利用者は、世界の中で大きな割合を占めている。1カ月間に1時間以上Second Lifeを利用したいわゆるアクティブユーザー数は、日本が35,841人で、世界全体では米国、ドイツ、ブラジルに次ぐ4位。利用時間では米国、ドイツに次ぐ3位に位置している。


関連情報

URL
  Second Life公式ブログの該当エントリー(英文)
  http://blog.secondlife.com/2007/10/15/september-2007-economic-key-metrics/


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/10/16 12:46

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