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リンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長
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「リンクシェア・チャンネル」サイトイメージ
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リンクシェア・ジャパンは18日、同社のアフィリエイターらが書いた商品レビューなどのブログ記事を集めたコンテンツサイト「リンクシェア・チャンネル」を12月にベータ公開することを明らかにした。
リンクシェア・チャンネルには、3つのチャンネルを用意する予定。まず、「ブランドチャンネル」では、「ファンが語る」という切り口で、そのブランドの魅力などに言及する記事を集める。現在、リンクシェア・ジャパンにはECサイトなど280社が参加しているが、当初1年間で、このうちの30社についてブランドチャンネルの開設を見込む。これにより企業は、自社ブランドのファンのブログ記事を集めることで、コミュニティを形成できるとしている。
「モノチャンネル」では、「マニアが語る」という切り口で、商品のうんちくやモノ選びのヒント、商品比較などの記事を掲載する。また、「テーマチャンネル」では、「おすすめの手料理」「あなたのリラックス術」などの“お題”を設定して、それに沿った記事を掲載する。
掲載にあたっては、リンクシェア・ジャパンがエントリーフォームを用意し、記事を審査・厳選した上で良質な記事を掲載していく方針だ。また、同社のアフィリエイターではない良質ブログにも、エントリーを促していく。
リンクシェア・チャンネルに掲載された記事には、書き手自身のアフィリエイトリンクが貼り付けられるほか、元のブログサイトへのリンクも認められる。自身のブログサイトでは集客力が弱く、なかなか記事を読んでもらえないアフィリエイターにとっては、ここに掲載することで閲覧が増え、アフィリエイト実績も上がるとしている。また、良質な記事の書き手に対してはアフィリエイト料率をアップしていくような仕組みも検討する考えだ。
一方、ブログの読者にとっても、ブログプロバイダー各社のサイトに点在しているレビュー記事をジャンル別で一元的に見られるようになり、商品やサービス購入の際の情報収集や比較・検討にも役立つとしている。
なお、リンクシェア・チャンネルの各記事ページは、ブランドチャンネルも含めて統一したテンプレートを用意し、客観的・中立的なスタンスをとるという。この点についてリンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長は、価格比較サイトのような位置付けを例に挙げる。1年後には月間流通額1億円を目指すという。
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記事掲載の仕組み
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サイト構成
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関連情報
■URL
リンクシェア・ジャパン
http://www.linkshare.ne.jp/
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( 永沢 茂 )
2007/10/18 20:30
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