ICANNは24日、ルートサーバーの1つである「L.root-servers.net」のIPアドレスを11月1日に変更すると発表した。これを受けて日本レジストリサービス(JPRS)でも25日、日本語による情報提供を開始し、DNSサーバー管理者などに注意を促している。
新IPアドレスは「199.7.83.42」で、すでに運用可能な状態になっているが、11月1日のルートゾーンにおける変更作業をもって正式運用が開始される。なお、旧IPアドレスの「198.32.64.12」は今後6カ月は引き続き参照可能だが、移行完了後、最終的にはサービスを終了する予定だという。11月1日以降、DNSキャッシュサーバーのルートヒントファイルを更新するなどの対応が必要になるとして、新しいルートヒントファイルの入手先を紹介している。
【追記 11/05 20:10】
JPRSは2日、米国西部時間の1日にL.root-servers.netのIPアドレスが変更されたとして、主なDNSキャッシュサーバーにおける設定変更について情報を公表した。
関連情報
■URL
ICANN公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.icann.org/?p=227
(速報)L.root-servers.netのIPアドレス変更について
http://jprs.jp/tech/notice/2007-10-25-l.root-servers.net.html
L.root-servers.netのIPアドレス変更に伴う設定変更について
http://jprs.jp/tech/notice/2007-11-02-l.root-servers.net.html
( 永沢 茂 )
2007/10/26 19:25
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