ソニーは10月30日、同社のUSBメモリ製品「ポケットビット」のうち、指紋認証機能付きの2製品「USM128F」「USM512FL」について、rootkit的な技術を使用しているとして問題となったソフトウェアの修正版を公開した。
指紋認証機能付きポケットビットの2製品については、付属ソフトウェアがrootkit的な手法を使ってファイルの存在を隠していたため、ソフトウェアをインストールした場合に通常のWindows APIからは見えないフォルダが作成され、これをウイルスなどに悪用される恐れがあるとして問題となっていた。
ソニーでは、9月28日に修正用ソフトウェアを公開していたが、新たに再インストール用のソフトウェア一式も公開した。また、希望ユーザーに対しては、再インストール用ソフトウェア一式を収録したCD-Rを無償で送付するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.sony.jp/pr/info/info071030.html
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( 三柳英樹 )
2007/11/01 12:33
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