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サービスの説明画面
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トレンドマイクロは8日、「PLAYSTATION 3(PS3)」向けセキュリティサービス「トレンドマイクロ ウェブ セキュリティ for PS3」の試験提供を開始した。PS3で有害サイトにアクセスすることを防ぐことが狙い。PS3のシステムソフトウェアを「バージョン2.00」にアップデートすれば利用できる。2008年4月末まで無償提供する。
トレンドマイクロ ウェブ セキュリティ for PS3は、同社のWebレピュテーション技術とURLフィルタリング技術を応用し、PS3専用のモジュールとして開発したもの。PS3インターネットブラウザのメニューからサービスを有効にすれば、「アダルト/成人向け」「ギャンブル」「ハッカー/プロキシ回避システム」「違法行為」「違法薬物」などに分類されるWebサイトへのアクセスをブロックできる。
ブロックの仕組みとしては、PS3からWebサイトにアクセスする際に、トレンドマイクロのデータベースを参照する。カテゴリで分類されたURLフィルタリングのデータベースと、ドメインやIPアドレスを評価する即時性の高いWebレピュテーションのデータベースの双方を用いることで、従来のURLフィルタリングだけでは対応が難しい詐欺サイトなどの悪質サイトにも対応できるとしている。
なお、同サービスは、全世界で発売されているPS3を対象に、16言語のユーザーインタフェイスで提供される。家庭用ゲーム機のWebセキュリティサービスとして初のグローバル対応サービスとなるという。試験提供として2008年4月末まで無償で提供するが、有償サービスへの移行時期や移行方法、料金は未定で、決定次第告知するとしている。
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有害サイトのブロック画面
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20071108012747.html
( 増田 覚 )
2007/11/08 16:36
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