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IEのActiveXに関する挙動を2008年4月に変更、クリックを不要に |
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マイクロソフトは8日、Internet Explorer（IE）でActiveXコントロールをアクティブ化する際にクリックを必要としていた点について、2008年4月にこの挙動を変更し、クリックを不要にすると発表した。 この問題は、IEがプラグイン関連技術の特許を侵害したとして、米Eolas Technologiesから訴えられていた裁判に関連して、マイクロソフトが2006年4月にIEの挙動を変更したことに伴うもの。 変更後のIEでは、FlashやWindows Media PlayerなどをWebページに組み込んだ場合、「このコントロールをアクティブ化して使用するにはクリックしてください」というメッセージが表示されるようになり、ユーザーがクリックしなければ動作しないようになった。このメッセージは、objectタグやembedタグ、appletタグを用いて組み込んだ場合に表示されるが、JavaScriptを用いることで回避できた。 訴訟についてはEolasとの間で和解したため、マイクロソフトではIEの挙動を元に戻すことを発表。この挙動を元に戻すためのプログラムを、2007年12月にプレビュー版を公開した後、2008年4月にIEの累積的修正プログラムとして一般に公開する予定だという。また、公開が予定されているWindows Vista SP1とWindows XP SP3にも、この変更が含まれるとしている。 関連情報 ■URL IE公式ブログの記事（英文） http://blogs.msdn.com/ie/archive/2007/11/08/ie-automatic-component-activation-changes-to-ie-activex-update.aspx IEのアップデートに関する情報（英文） http://msdn.microsoft.com/ieupdate/ ■関連記事 ・ 4月の月例パッチ前に、Webコンテンツを修正する（2006/04/07） ・ IEのActiveX処理に関する更新プログラムが、次回のパッチで必須扱いに（2006/03/31）
（ 三柳英樹 ）
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